未経験エンジニアのポートフォリオの作成と採点基準
背景
弊社で機会を設けていただきまだ3年目のペーペーエンジニアですが、学生さんたちを見て面談前の事前評価をするということをやらせていただきました。
そこでまずどんなポートフォリオを作るべきなのか自戒も込めてまとめます。
(なお僕はどれも不完全な状態で採用に至りました。不思議ですw)
・動く制作物があるか
これがまず重要だと思います。
はっきり言って作るだけ、考えるだけなら簡単です。
しっかりビジネスロジックとして落とし込み、サービスとして展開し、ユーザーの体験をもとに改善していく。
その場までたどり着くのが大変です。
こういう意見があったのでこう対処したとかまで書いてあったら、かなり説得力が増します。
・PFなどでまとめてあるか
せっかく作っていてもポートフォリオにまとめていないと、厳しいものがあります。
想いを込めて作ったものでも、”大人”からするとガラクタに見えてしまいます。
しっかりまとめて、一覧できるサイトなどを作りましょう。
・gitなどがあるか
コスト的な観点でサービスを稼働し続けられない、複数人で開発しているなどの場合はgitにソースコードをあげましょう。
そしてぜひスターを押してもらいましょう。
一般的に100あればかなり知名度もあるプロジェクトとなります。
身内だけでも10はいくはずなので協力しましょう。
ついでのコードのレビューや評価もして、品質を高めましょう。
・長期インターンなど実務と近しいことをやってきたか
なかなか1人で開発しサービスを運用するところまで到達することは難しいかもしれません。
こういう人たちはもはや趣味の領域なので、私たち凡人は企業に貢献することで、経験を得ましょう。
初めはクソみたいな仕事ばかりかもしれませんが、監視の目を盗んで得られるものはありとあらゆるものを得ましょう。
そしておそらく同レベルのライバルを観察し、良い部分は取り込みましょう。
・何かにイベントに出場した、賞を取ったなど
他にも資格や大会などに出場しましょう。
目標が明確なので、取り組みやすいと思います。仲間を集めて、挑戦しましょう。
・さらに各項目で責任範囲がどれくらいだったのかなど
ここまでの項目を全てクリアしていたとしてもコバンザメみたいな人もいます。
自分の得意分野はなんなのか、不得意な分野はどう乗り越えていたのかなどをまとめておきましょう。
井の中の蛙、無知の知という言葉があるように、自信家ほど自分がどのようなレベル感なのか掴めていない場合が多いです。